男性器のペニス先端部分は亀頭と呼ばれる部位ですが、その亀頭の首周りにブツブツしたものが現れることがあります。このブツブツの原因として考えられるのは、性病の一つである尖圭コンジローマとフォアダイスや真珠様丘疹、包皮線と呼ばれるもので前者の場合には性病ですからパートナーに感染させるリスクがありますし放置すると日常生活が困難になるほどまで悪化することもあるものです。

一方でフォアダイスと呼ばれるものは分泌腺が肥大することで起こるものですから病気とは無関係で、何ら害のないものですが、一見すると尖圭コンジローマと見分けがつかないものですから、取った方が良いものといえます。

個人で判断するのが難しい

尖圭コンジローマとフォアダイスは見た目にはわからないものですが、性病を原因としていれば早期に治療することが大事です。尖圭コンジローマは、ヒト乳頭腫ウイルス(HPV)によって引き起こされ、痛みやかゆみといった自覚症状がありません。

このため、もともとフォアダイスがある人は、尖圭コンジローマだと思って治療をしない人も多くいます。しかし、ウイルスが原因で起こっているものですから、放置すると次第に増殖して亀頭だけでなくペニス全体にイボイボが現れてしまいます。

対してフォアダイスは生まれつきで、分泌腺が肥大化することで起こるものです。増殖することはありませんが、その数には個人差があり数が多ければ尖圭コンジローマと勘違いされることもあります。
いずれにしてもウイルス性であれば病気ですから早期の治療をすることが大事ですが、もともとフォアダイスがある人は、初期症状を見逃しがちで個人で判断するのが難しいものです。

このため判断しやすいように、フォアダイスは取り除いておいた方が症状が現れた時にわかりやすいですし、なによりも亀頭ブツブツ除去をすることで、見た目も良くなるのでパートナーへの印象も良くすることが出来ます。

尖圭コンジローマと勘違いされないためにも取り除くのが良い

亀頭ブツブツ除去でも、フォアダイスが原因であれば急いで取り除く必要があるものではありません。このため、健康保険も使うことができず全額自己負担で行うことになります。無理に取り除く必要のあるものではありませんが、数が多いと尖圭コンジローマと勘違いされることもあります。

また、性病予防は行わなければなりませんが、最善を尽くしても感染する可能性はゼロではありませんから、その点でもペニスをきれいな状態にすることで、異常をいち早く知ることができるという意味でも、亀頭ブツブツ除去は行っておいた方が良いものです。

亀頭ブツブツ除去を行う場合には、適切なクリニックで行うことが大切です。特にブツブツが出てくる理由は、性病の尖圭コンジローマ以外にも病気によって起こる可能性があります。また体質的に発生しやすいというケースもありますから、原因を特定して良性のフォアダイスでなければ適切な治療を受けなければなりません。そのような点でも単に亀頭ブツブツ除去を行うだけでなく、医師にその原因を探ってもらう必要があります。

男性向けの美容クリニックでも亀頭ブツブツ除去を行っているところが多くありますが、他の病気が原因でないか診断してくれるところを選ぶことが大切です。

ブツブツを取り除く方法と痛みは

フォアダイスなどの良性の亀頭ブツブツ除去の方法として、現在使われている治療方法には患部にピンポイントで高周波を当てることによって、ジュール熱を発生させて細胞を加熱、瞬間蒸発させるというものや、高精度の電気メスを使って焼いてしまうというものです。

このような方法が使える理由としては、フォアダイスが分泌腺が肥大化して脂肪が付くことで発生しているもので、焼いてしまえば消滅しますし、また傷跡も残ることなく綺麗に除去することが可能ですし、ダウンタイムはほとんど不要ですから、日帰りで受けることができるものです。

一方で、そのままの状態では痛みを感じるものですが、皮膚表面をほんの僅かに焼くだけですから予後が良い治療法になります。施術を行う時には表面麻酔を行うことが可能ですし、クリニックによっては神経ブロックや治療部浸透麻酔などを用いて完全に痛みを感じさせないようにする治療も可能です。術後も痛み止めを服用することで痛みを感じずに済ませることができます。

また尖圭コンジローマで発生したブツブツを除去するのも同じ方法が用いられるもので、痛みを感じずに亀頭ブツブツ除去をすることができるものです。

まとめ

亀頭ブツブツ除去は、見た目を良くするだけでなく性病やその他の病気になっていることをはやく知りたいという意味でも行っておいた方が良いものです。また除去方法は麻酔を用いることで完全無痛で行うことができますし、皮膚表面のブツブツを焼いて処理するという仕組みから予後も良いもので、全額自己負担であってもそれほど治療費の高いものではありません。

いずれにしても、亀頭ブツブツが気になる場合にはその原因が良性のものであるのか、病気を原因とする悪性のものであるのか判断することが大事です。その点でも適切なクリニックで診断を受けることが亀頭ブツブツ除去をする上では欠かせません。

参考サイト
亀頭ブツブツ除去やフォアダイス・尖圭コンジローマの治療の事を知るなら
専門クリニックのサイトを確認

MSクリニック(旧メンズサポートクリニック)新宿・横浜
【新宿院】東京都新宿区西新宿1-19-5 新宿幸容ビル3階
【横浜院】神奈川県横浜市西区南幸2-11-1 横浜MSビル6階
https://www.climode.org/treat/butsu.php